やっぱり一筋縄ではいかないっ!ウラジオストックの交通事情(2)

交通事情(1)では、空港・市内間について書いたので今回は市内でのバス移動について記したいと思います。

どこの国でも、複雑なバス路線を乗りこなすのは難しいものです。
でも一度乗ってしまうと、これほど安くて楽で、地元の生活が見られる楽しい乗り物はないです。

ロシア人はみんな優しいので、話しかければ、あれやこれやと教えてくれます。ただしロシア語だけど・・・



乗ってみちゃえば意外と楽!ローカルバスで市内観光。









ウラジオストクのバスは一律20pでどこまで行っても変わりません。

降りるときに運転手さんに料金を渡すだけなので、乗るときに乗車票を取るとか、そういった事は特にありません。
後ろから乗って、前から降りる。
だけど、運転手さんに行き先を確認したいとかの場合は前から乗っちゃっても何も言われません。
観光客特権ですかね。

お釣りをくれるので、20pぴったりなくても安心です。

このお釣りシステムがアナログなんだけど、とても合理的なのです。

運転手さんが空いた時間(信号待ち、バス停待ちなどの間)に、せっせと内職のように、釣り銭の一団を作り置きしていくのです。
これをやっておけば、いちいち計算しなくても、すぐに釣り銭を返せるという訳。

無駄な労力は使いたくない、という知恵ですかね。

どこのバス停か分からなければ、運転手さんに名前を伝えておくと着いたら教えてくれます。
このときに重要なのが、ロシア語の正しい名前を書いた紙を用意することと、発音できるようにしておくことです。

交通事情(1)でも書きましたが、英語名で見せても理解してもらえない可能性があります。
また、運転手さんがせっかく教えてくれても、単語が聞き取れなければ逃しちゃいますからね。

私はバスで、Sportivnaya rynok-market (Спортивная рынок)まで行ったのですが、ゲストハウスのスタッフにロシア語で紙に書いてもらったのを見せて、無事にたどり着くことができました。

あと、これは未確認情報ですが、ローカルバスは21時以降は走っていないような感じがしました。

ピョンヤンレストランに行った帰りが21時を過ぎてしまったのですが、回送バスばかりが通過していき、全く止まってくれません。
別日、ウラジオストク駅周辺を歩いていても、やはり同じ印象を受けました。

バスでどこかに行く際は、帰りの時間に気をつけた方がよいかもしれないです。

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バスマップ
※番号を押すと、ルートが出てくる仕組み。
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※2016年2月時点の情報です。