おしゃれストリートとしてここ最近何かと話題の富錦街に寄ってみました。
ゴミゴミガヤガヤした台北の中にあって、とても落ち着いた大人の街。
オシャレ臭がプンプンと漂ってきます。
油化街や萬華地区が日本時代以前からの建物であるのに対し、こちらはだいぶ時代は下って6,70年代のものが多いです。
この民生社区エリアは元々、アメリカの都市計画を参考に1960年代に開発されたそうです。
どうりで台湾の通りにしては道幅が広く、街路樹や歩道なども設けられ、洗練された雰囲気なわけだ。
そして建物の感じも他の地区と異にしているのも納得。
しかし今から50年近くも前の建物ともなると当然、建物内部設備の旧時代感は否めません。
5階建でもエレベーターはなく、重たい荷物を持ってえっこら帰宅する覚悟が必要です。
全体的に同じような構図(中央に階段があり、両サイドに住戸)の建物が多く、おそらく当初は中の部屋割りも同様だったのではないかと推察します。
ファサードの意匠は異なるものの、同じような建物がテンポよく並ぶ街並みには気品を感じます。
不動産サイトを覗いていたら、富錦街の物件が出てきました。
日本円にして1億オーバーの物がほとんどで、庶民には全く手の出ない価格。
ってか、築50年の建物にこんな価格がつくなんて凄いことですよね!
やっぱりこのエリアのブランド力なのでしょうか。
ちなみに私はたまーにこの不動産サイトを覗いては、ニセ台湾移住体験をしています。
591房屋交易
ほんの数100mで終わってしまう短い通りの中にカフェや雑貨店が点在しており、どれもオシャレな面構え。
オープンカフェでお茶してる方もクリエイティブな仕事をしていそうな、オシャレピーポー。
優雅ですね〜。
駆け足で散策しましたが、次回はゆっくり、文化人の振りでもしながらお茶飲みに立寄りたいものです。
※2017年4月時点の情報です