台湾では昔から檳榔という嗜好品が好まれています。
噛むと口の中が血糊の様に真っ赤になるというあれです。
しかしそれも一昔前までの話で、近年はお目にかかれないものだとばかり思っていましたが・・・。
台北市内でも、目を凝らしてじっくり見てみると、あるわあるわ檳榔スタンド!
檳榔スタンドのコレクションです。
北埔
真昼間からビール空手に、やや強面のオジサマが店番しています。
ビールのせいか檳榔のせいか、ハイテンション。
怖くて正面からの撮影はできませんでした。
立ち寄ったご夫妻(これまた近づきがたいオーラを放っている)に、お前らも飲んで行けよ〜とビールを渡しています。
台北、重慶北路二段辺り。
とてもアットホームなビンロウ屋です。
台北、萬華地区
この辺りは、台北の古き良き時代の面影が残ってるエリアです。
東京で言うところの浅草、と言うのは言い得て妙で、独特の空気が流れています。
龍山寺付近からちょっと外れると、下町の匂いがムンムンと立ち込め、旅行者にはややハードルが高いエリアです。
当然、檳榔スタンドも多くありますがやっぱり怖いのでながら撮影。
他、台北の南機場夜市エリアでもたくさん見かけました。
この辺りも完全に地元民の街です。
写真には収められませんでしたが、中山エリアの高級ホテル裏とかでひっそりと営んでいるスタンドがあったりと、まだまだ檳榔を嗜む人がいるのだなあと、興味深く感じました。
話に聞く檳榔西施(檳榔を売るセクシーな女の子をこう呼ぶそうです)には、残念ながらお目にかかれませんでしたが、台湾じゅうを探せばまだまだ出会えるかもしれません。
※2017年4月時点の情報です