ウラジオストクの海を歩く

真冬のウラジオストクでは海までもが凍りつきます。

寒くて辛い季節ですが、同時に思わぬ楽しみももたらしてくれます。
凍った海の上を歩くなんて、なかなかできない体験なので、
冬のウラジオストクを訪れたら、歩いてみると素敵です。



市民の憩いの場は海の上





アドミララフォーキナ通りを下って行くと、海沿いの公園に突き当たります。

遊園地の観覧車が見えたりして、のどかな雰囲気。
観光客だけでなく、ファミリーやカップル、友達同士で訪れている地元民も多いです。
夏になると、ここで海水浴を楽しむこともできるようなので、それもまた魅力的なのでしょうね。

でも冬の今は一面、氷の世界です。







目を凝らしてみると、遥か遠くの方まで人が歩いて行ってるのが見えます。
どこまで続いているのだろう?という好奇心は湧きますが、戻ってくるのがとんでもなく面倒そうなので私はパス。

氷の上は、スケートリンクのようにツルツルのところもあれば、積雪のため足が埋まってしまうところもあり、ここでようやく、トレッキングシューズを履いてきた意味が発揮できました。

息子をソリに乗せて散歩する親子の姿が微笑ましいです。







夕方に行くと、ちょうど太陽が海の向こう側に沈んでいくので、とても綺麗です。



後日、空港へ向かう列車の車窓から、車で海の上を走らせ、お気に入りのポイントで釣りをしている地元民をたくさん見かけました。
ワカサギ釣りのように、氷に穴を開けて、そこから糸を垂らしているのでしょうね。
何が釣れるのかはわかりませんが、面白そうです。

次回はロシア人の友達作って連れて行ってもらおうと思います。



※2016年2月時点の情報です