バルカンの国民食、アイバル



Ajvarとは、パプリカペースト。
でもこれが、なんとも奥深い味わいをしていて、美味しいのです!
日本人の食卓にもあう万能調味料と成り得る可能性大。

アイバルはセルビアだけでなく、バルカン半島諸国で愛食されています。
トルコでもビベルサルチャと名前を変えて食べられているそうです。
どちらが起源かはわかりませんけど・・・。



セルビアの青空市場では大量のパプリカが売られており、消費量の多さを物語っています。
日本で売っているような色ツヤかたちの綺麗なものではなく、なんとも野性味あふれるパプリカが山のようにあるのです。
さすが、農業大国セルビア。



アイバルの作り方は

1:パプリカとナスを焼く
2:焼いたパプリカとナスの皮を剥いて、をペースト状にすりつぶす
3:好みでニンニクや唐辛子、塩コショウ、ビネガーなどで味を整える

みたいです。

手順は簡単ですが、以外と手間がかかりそう。
セルビアでも最近では手作りする人は少なく、スーパーで瓶詰めになったものを購入する人が多いみたい。

因みに辛いのをUprženi、ノーマルをLjutiというそうです。

パプリカを一回焼くことによって、スモーキーで香ばしい香りが付きます。
煮たり蒸したりしても、このコクは出ないでしょうね。





肉料理、魚料理のソースとして。
野菜のディップに。
パスタソースとして。
などなど、とにかくなんでも合います。

日本でも輸入販売しているみたいですが、ちょっと高いので(仕方ないのだけど・・・)パプリカが安い時に大量買いして、自分で作ってみるのもいいかもしれません。

と、言いつつ私はまだ実践していませんが・・・。



※2016年10月時点の情報です。