今回は2軒の朝食屋さんに行けました。
一軒目は双連市場近くにある双連豆漿。
仲の良さそうなご夫婦二人で切り盛りしています。
とっても優しくて気さくで、親戚のおばちゃんの家に来たようなアットホームさです。
お母さんが焼き担当、お父さんがおにぎりを作ってくれます。
ここで念願の飯糰がやっと食べられました。
日本のおにぎりみたいに綺麗な三角形ではなく、楕円形のダイナミックな見た目。
台湾人の適当さ・・・いやいや、大らかさを具現化したようなコメの塊。
お店によって微妙に異なるのでしょうが、基本の具は肉鬆、菜脯(切干大根)、油條。
ここの油條は細かくなっていました。
看板商品の蛋餅も美味しいのですが、ネギ入り卵焼きが絶品でした。
卵と一緒に醤油らしき調味料を混ぜてから焼いているのでしょう。
甘塩っぱい味とネギの香りが絶妙です。
なんてことのない卵焼きなのに、こんなに美味しく感じさせるなんて・・・
台湾かあちゃん、恐るべし。
食べている間も、ひっきりなしに地元民が朝食をテイクアウトしていきます。
こういう店が会社の近所にあったら幸せだろうなあ。
つくづく台湾の人が羨ましいです。
二軒目は中正記念堂近くの鼎元豆漿。
こちらは有名店らしく、双連豆漿以上に混雑しています。
テイクアウトと店内で窓口が分かれていて、食べていく人は店の奥で会計します。
私の飯糰の発音が悪かったらしく「はあ?まんとうはねえよ!」とおばちゃんに一喝されたが、後ろにいた小姐が分かってくれたらしく買えました。
そして本当は蛋餅油條が食べたかったのに焼餅と油條が別々に出てきてしまうという痛恨のオーダーミス・・・。
仕方ないので、それぞれボリボリかじりますが、朝からこれはきつい。
豆漿で流し込みますが、口の中が油っぽい。
そのせいか飯糰も食が進みません。
勿体無いことをしてしまった。
そして中国語ができない人のために注文書に書いて渡せるシステムがあると後で知りました。
あーあ。
台湾の朝飯屋は活気があって良いですが、忙しいのでオタオタとオーダーをしている隙を与えてくれません。
次回は念入りに発音練習をして臨みたいと思います。
・双連豆漿
・鼎元豆漿
※2017年4月時点の情報です