アイスランドは温泉天国です。
活発な火山活動のおかげで、地熱を利用した暖房や、パン焼き技術が発達しているよう。
風呂好きニッポン人としては外せないです。
有名な所は言わずもがなBlue Lagoonでしょうが、北部に行くとミーバトン湖の畔りにもMývatn Nature Bathsという大きな温泉施設があるようです。
あとはLandmannalaugarにも大自然の中の天然温泉が湧き出ているみたい。
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The 5 Best Hot Springs in Iceland
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しかし、ブルーラグーンは入場料が高い上に、今回のルートからは外れるので、却下しました。
なんとなく「観光地化」しすぎている感じも嫌だったんですよね。
でも折角のアイスランドで温泉体験をしないのはニッポン人の名が廃る!
温泉に入らず、このまま国に帰るのか・・・と落胆していたところに朗報が飛び込みます。
なんとレイキャヴィーク市内には数カ所温水プールがあると!
そしてそのプールにはもれなく温泉ジャグジーが併設されているらしい!!
ツーリストインフォメーションで聞くと、滞在しているホステルのすぐ近くに一軒あるではないですか。
こうしてアイスランド最後の夜を、めでたく温泉で締めくくることができたのです。
Sundhöll Reykjavíkurプールに行ってみた
夕食後Sundhöll Reykjavíkurという公営プールに行きました。
夜になるとピンクのネオンが灯され、なんだか怪しげ。
知らなければクラブか何かだろうと素通りすること間違いないです。
健全な老若男女が集う場所にふさわしくない感じ。
なんでこんな色にしたんだろう?
怪しげな入口を入ると、中は至極普通の公共施設。
入場料もクレジットカード払いOK。
係りのおばちゃんも観光客慣れしているらしく、特に気にする様子もなく対応してくれます。
靴を脱いでロッカールームに向かうと、たくさんの小部屋がたくさんあり、さながら地下迷宮のようです。
渡されたロッカー番号を探し回るとようやく発見。
そこで服を脱いだら、水着、タオル、石鹸を入れた袋を持って、全裸でシャワーブースへ向かいます。
衝撃的なシャワーブース
隣のシャワーとは仕切りは付いているもののカーテンなどは付いておらず、よって前面からは丸見え。
非常に開放的な作りになっています。
言ってみれば、日本の銭湯みたいなもんですが、欧米人は人前で全裸で風呂に入ることを好まないと思っていたので、 目前にまっぱのアイスランド人がたくさんいることに、落ち着かない気持ちになってしまいます。
というか、銭湯なら洗い場では座ることもできるので、ある程度自分の体を隠すことができると思うのですが、ここではみんな何のためらいもなく立ってシャワーを浴びています。
幼い頃から大衆浴場教育を受けている日本人の私ですら一瞬躊躇したくらいですから、欧米諸国から来た方々にはさぞかし驚くべき光景に映ることでしょう。
(気になって調べてみたら、ドイツなどでもこういった健康ランド的な施設があり、やはりそこでは同じような・・・もしくはそれ以上の光景だそうで・・・)
体をしっかりと洗い、水着を着用しプールに向かいます。
お目当はあくまで温泉。
しかしプールがドンと鎮座しているのみで、温泉が見当たりません。
ウロウロしているもの恥ずかしいので、とりあえず様子を伺おうとプールに入るも、寒すぎて苦行。
すると入口の奥の方に人の出入りの頻繁な箇所を発見。
そちらに行ってみると、ビンゴ!
「お月見風呂」ならぬ「オーロラ風呂」
温泉ジャグジーは屋外にありました。ややぬるめと熱いのと2つがあり、どちらも大盛況。
泉質は無色透明で、硫黄というよりはむしろ塩素臭い。
正直、温泉なのか分かりません・・・。
でも運が良ければ、「お月見風呂」ならぬ「オーロラ風呂」が楽しめます!
実際、この帰り道にオーロラが見えました。もうちょっと待てば、ジャグジーから見られたのに〜
全身毛むくじゃらでタトゥーだらけのワイルドなお兄様たちに囲まれながらのジャグジー体験。
こんな強面の輩でさえも風呂に浸かると和やかになるんですね。
恐るべし風呂パワー。
風呂好きは日本人と古代ローマ人くらいかと思っていましたが、意外なところでお仲間発見。
共通の趣味を持つアイスランド人、仲良くなれる気がします。
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The Best Swimming Pools in Reykjavik
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Best Swimming Pools in Iceland
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追記:
後に調べてみたら、これはどうやら天然の温泉ではなかったようです。
残念・・・。
※2015年10月時点の情報です